子供たちの中には、社会的な適応がきちんと発達していかない子もいるようです。社会的な適応が出来なければ、人付き合いをする上で、大きな障害にぶつかることがあります。また、社会に出て働くようになったときにも、職場になじむことが出来なくなり、すぐに転職を繰り返し、定職につくことが難しくなってしまう場合があります。結婚をした場合も、子供をかわいがることが出来なく、虐待をしてしまう恐れがあるのです。
以前であれば、子供たちは成長していく家庭の中で、社会に適応する力を付けていっていました。しかし、核家族化、地域社会とのかかわりの減少、などによって、適応能力が作られにくくなってきているのです。社会的な適応能力に欠けると考えられる子供に対しては、教育心理学を用いて対応していく必要があるのです。
人との付き合いの仲で、自分がされてうれしいことは相手もうれしく思うのだ、また、されて嫌なことは相手にも行ってはいけないことである、という基本的なことをきちんと教えていくのです。人間関係をうまく構築するための知識と対応方法を学ばせることが大切なのです。
「いじめ」「不登校」など、学校が抱える問題も、教育心理学を用いて人間関係の対応方法について子供たちに教え、対応を行っていくことで、問題解決がされる場合もあるようです。